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誰にどのように貸しているか?
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特徴
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預金
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銀行を通じて主に企業に、返済の期限や金額を約束した形で貸し出されている。 中小事業者に対しては保証人や担保付のことが多い。
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いつでも決まった金額が返ってくる。収益率は低い。 銀行がつぶれなければ決まった金額が返ってくる。
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外貨預金
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預金の仕組は外貨であっても円貨であっても一緒。
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円貨預金の特徴と同一。為替リスクを取る商品ではもっとも収益率が低い。
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定額年金保険
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保険会社を通じて主に国債や株式などの有価証券に投資されている。
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保険会社がつぶれなければ決まった金額が返ってくる。 国債などに投資をされているので一般には預金より収益率が高いが、直接国債などに投資をするより保険会社を通す分収益率は低くなる。
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変額年金保険
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保険会社を通じて国債や株式などの有価証券に投資されている。
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運用の成果によって収益率は異なる。 場合によっては元本割れをするが、長期的にはインフレに対応することが期待できる。有価証券投資を保険会社を通して行うので投資信託などを利用して行うより手数料が高くなる。 元本確保型のものはさらに手数料が高い。
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個別の株式
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選択をした企業に返済の時期や金額の約束をしないで貸している。 いわば出世払いでお金を貸しているイメージ。
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うまくいけば非常に高い収益が期待できるが失敗すると回復が困難。
時間や情報収集などの手間がかかる。
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個別の債券
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選択した企業や国に元本据え置きで貸す。担保や保証人はないケースが多い。
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投資をした企業や国が破綻しなければ決まった時期に決まった金額が返ってくる。
途中換金の場合は金利の状況によっては元本割れをすることがある。
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投資信託
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複数の企業に同時に株式や債券といった形で投資する。
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個別企業が破綻をしても価格の上でしか影響を受けない。 インフレに対応する。 種類が豊富。
元本割れをすることがある。 手数料が高いものがある。
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金
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ものを買っているので誰かにお金を貸しているわけではない。
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インフレに強い。 株式などと異なった値動きをする傾向があるので組み合わせると有効。
歴史的な収益率は低い。
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